シンガポールの有名なカジノリゾートホテルといえば、マリーナベイサンズです。もともと傾いているうえに三つのビルの上に細長い形の船があり、プールにもなっています。200メートル近くあり50階建ての高級ホテルです。このユニークな形のリゾートホテルの傾きがさらにひどくなっているという噂が広まっています!
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すでに傾いているマリーナベイサンズホテル
マリーナベイサンズホテルは、2010年に開業しましたが、運営会社は、あのカジノのラスベガスでも有名なラスベガスサンズです。すでに建設されて10年以上たっていますが、最初から傾いた設計で建設されたものです。あまりにもユニークな形をしているので、少しずつ傾いているという噂も広まっています。
どのくらい傾いているのか?
マリーナベイサンズホテルは、ユニークな形状、カジノリゾートホテル、57階建てで200メートルもある建物ですので、開業前からすでにシンガポールの有名スポットになっており、開業後も多くの人が訪れ世界中の誰もが知る高級ホテルになっています。
その傾きはといえば、最高傾斜が52度です。
52度と言われてもピンときませんが、よく比較される対象にイタリアの「ピサの斜塔」が使われます。ピサの斜塔も傾いていますが今でもちゃんと建っています。マリーナベイサンズホテルは、そのピサの斜塔に比較して10倍近くの傾きがあります。
設計はカナダ人建築家のモシェ・サフディ氏です。横からみると「入」の字形になっています。つまり、マリーナベイサンズホテルは、風水を採り入れた開運カジノリゾートホテルです。いかにもお金儲けができそうな奇妙な形をしています。
風水を採り入れた無理のある構造
マリーナベイサンズホテルの設計は、カナダ人建築家のモシェ・サフディ氏でしたが、風水で運がいいとされる「入」の字形にするために、東側のビルの傾斜がピサの斜塔の10倍以上もきつくなっています。
風水でよい文字の「入」の形は、シンガポールにやってくる船が、サンズを門として見立てるようなデザインになっています。
モシェ・サフディ氏は、モントリオール万博のメイン施設となった集合住宅「アピタ67」も設計しており、現代建築を得意とし多数の建築設計を手掛けている著名な建築家です。
マリーナベイサンズホテルの近くにも「アートサイエンス・ミュージアム」がありますが、マリーナベイサンズホテルと同時期に建設されています。こちらもモシェ・サフディ氏の美しいデザインによる建物です。設計の難易度の高いマリーナベイサンズホテルと比べると、蓮の花をモチーフにし、美しさや清らかさ、女性らしさをイメージしたアートサイエンス・ミュージアムは、いずれも設計ミスではなく、建築家の素晴らしい力量を感じさせる芸術作品ともいえる建築物だと考えていただいていいでしょう。
韓国のゼネコンが建設
マリーナベイサンズホテルは、風水的には素晴らしい意味を持つ建物です。しかし、10年前の技術では、安全性に問題があるとされ世界で最も作りにくいと言われていた建築物でした。
素晴らしい建築家による設計を実現するためには、当時の最高水準の建築技術が必要でした。困難な工事、保持の難しさにより実現には安全性に問題ありとされ、日本やフランスの建設会社は、自ら受注を辞退してしまいました。
そして、残ったのが韓国の双竜(サンヨン)建設だったということです!
日本やフランスなどで数々の施工実績のある建設会社が辞退したはずです。サンヨン建設は、難易度の高い設計も既存の工法ではなく、独創的なアイデアで難工事を終わらせてしまったということです。
いつか倒壊しそうな傾きを持つマリーナベイサンズホテルは、チャレンジ精神のある韓国のサンヨン建設による建設でした。
シンガポールは、地震がほとんどないうえに、台風が上陸することもありません。揺れや突風などもないため、傾きの強い高層建築でも安定しており、10年近く今もしっかりと建っています。
安値で受注し工期も前倒しで完了!
当時の建築技術では、世界一難しいと言われたマリーナベイサンズホテルの建設。
しかし、韓国のサンヨン建設は、工期を大幅に短縮して工事を完了させています。工期が短縮になったことで、インセンティブが支払われています。手抜き工事はなかった、という前提ですが、工事中の事故や死亡事故も全くなく高品質の建築物を早期に建てることができました。既存の工法を使わなかったおかげで、独創的なアイデアが出ました。建物の早期完成はサンヨン建設の独創的なアイデアによるところが大きいと言われています。
しかし、5年はかかる工事をサンヨン建設はたった2年半で工事を完了させています。韓国の建設会社では、韓国国内では事故が多いことで有名です。このような現実から傾きが少しずつきつくなっており、そのうち倒壊するのでは?という噂が広がっています。マリーナベイサンズホテルを建てた実績により、海外受注にも弾みがつくと自信たっぷりだったサンヨン建設も、資金繰りに行き詰まりすでに倒産してしまいました!
マリーナベイサンズの倒壊の噂
マリーナベイサンズホテルを建設したサンヨン建設はすでに倒産してしまいました。そのため、保守メンテナンスも別の会社になり、建物が倒壊しても保証もなく、責任を取ることもないでしょう。韓国のゼネコンが建設したビルやマンション、高速道路などは倒壊事故が多く、取り壊しなども含めてマリーナベイサンズホテルの将来が不安視されています。
手抜きが多い韓国建設企業
韓国の建設会社が建てた建造物は、韓国内でも事故が多いことで有名です。
その理由も韓国では手抜き工事を行うことが常態化しているお国柄だからです。橋が中心から崩落したり、デパートの天井が床に落ちてきたり、道路が陥没したりすることもしばしばです。それが韓国では当たり前ですので、韓国に住む人には何ら不思議ではない状況です。マリーナベイサンズホテルも韓国の建設会社が建てた、ということであれば、倒壊する恐れも十分にあるということです。サンヨン建設も5年はかかると見込まれていた工事を2年半で完了させています。手抜き工事を行ったかもしれないという疑いは十分にあります。今現在、サンヨン建設は倒産したために、会社すら存在しません。
シンガポールでは、地震がないため、建物は安っぽく作られています。すぐに倒壊するわけではありませんが、築10年程度で不具合が発生しやすくなるのが普通です。
予想では、2020年頃に何等かの不具合がいろいろな箇所で起こるものと予想されています。実際に宿泊した方の口コミではすでに雨漏りや様々なトラブルが発生しているとの報告もあります。
双竜(サンヨン)建設の倒産
傾いている世界一ユニークな建物を建てたサンヨン建設も、マリーナベイサンズホテルの建築実績をもとに海外進出・拡大も容易なのではと思われていましたが、資金繰りが悪化しすでに倒産しています。サンヨン建設は、韓国を代表するゼネコンであり、業界でも最大手でした。高品質のマリーナベイサンズホテルを建てたとは思えない経営管理能力です。韓国建設会社の手抜き工事、建物の倒壊の多い実態を知ると築10年が経過する2020年頃が心配です。
崩れる?前に行っておきたいマリーナベイサンズホテル
すでに傾いている、倒壊するかもしれない。そんな噂が広まり、シンガポールでも有名なリゾート地にあるマリーナベイサンズホテル。逆に今のうちに観光に行って、泊まっておいたほうがいいと人気が高まるばかりです。
いろいろな倒壊の噂、口コミ
2010年開業のマリーナベイサンズホテルに泊まった日本人観光客もたくさんいます。記念写真を撮ったり、屋上のプールで寛いでいる写真や動画もたくさん見かけます。
景観も素晴らしいですし、眺望も抜群のマリーナベイサンズホテルですが、倒壊の噂やホテル内のいろいろな不具合が報告されています。
雨漏りはどんな建物でも発生しますが、屋上にプールのあるマリーナベイサンズホテルも例外ではないようです。大雨が降ったときにも食事時に雨漏りの発生が報告されています。結露だというホテル側の弁解もありますが、少し心配です。
また、倒壊する前に取り壊しになる、という噂も出ています。
韓国の建設会社施工のビルや建物が崩壊することは、何ら不思議ではありません。これまでの事故がその証明をしているようなものです。今建っているのが不思議で仕方がないマリーナベイサンズホテルですが、今後数年で傾きがひどくなったりするようであれば、取り壊しも行われるでしょう。しかし、崩壊は突如起こります。大規模な事故にならないことを祈ります。
最初から傾いた設計が人気の観光スポットとなっただけ?
崩れる前に訪れる価値のあるカジノリゾートホテル、それがマリーナベイサンズホテルです。
今だからこそ、泊まる価値があります。それはまるでギャンブルのようです。
シンガポールを訪れたなら、一度は泊まる、あるいはカジノを楽しむのが一番です。
マリーナベイサンズホテルの人気の秘密は、人を惹きつけてやまない多くの魅力が人を集めているということです!
倒壊する噂が本当なのか、それは現地に行って確かめるしかないでしょう。
まとめ
シンガポールのカジノリゾートホテル、マリーナベイサンズは今にも倒壊しそうなユニークな形をした建造物です。倒壊する前に泊まりたい、と思わせる、何とも不思議な魅力を持っています。有名な観光スポットでもあり、カジノを楽しむ場所でもあり、多くの人が関心を持っていることには間違いありません。