今すぐに家を売りたい、いろいろと手を尽くしたけれど、それでもなかなか売れない場合は、売り方をがらりと変えてみたほうがいいでしょう。
そして、家を売るときの大切なパートナーとなる不動産仲介業者の見直しも必要かもしれません。
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今の不動産仲介業者がだめなら変えてみる!
今取引している不動産仲介業者も依頼主・売主のために、必死になってあなたの家が売れるように尽力しているに違いありません。
いくら頑張っても、営業マンの頑張りだけでは、家が売れない場合があります。
家を売るアイデアが出尽くしてしまった場合や熱意はあるが有能だとは思えない不動産会社もあります。
そんなときには、不動産仲介業者を入れ替えたほうがいいかもしれません。
不動産仲介業者探しに使えるツールとして人気が高いのが、不動産の一括査定サイトです。
売れない問題を解決できない不動産会社?
家が売れる、売れないということは、経験豊富なプロの不動産会社にお任せするとすぐにわかりますので、家が売れない場合でも適切なアドバイスを行うこができますし、売主が知らない間に手を回しており、売却活動もスムーズに進んでいきます。
しかし、優良だとされる不動産会社でも、経験が不足しているような若い担当者や営業成績のあまりよくない担当者が家の売却活動を担当すると、なぜ売れないのか、といった問題を理解できずに、なかなか売れないまま時間だけが過ぎていきます。
残念ながら、売れない問題を解決できない不動産会社や担当者は、そのまま依頼を継続するよりも、いったんそこで打ち切って切り替えしてしまったほうが、その後の家の売却活動が効率よく進んでいくことが多いようです。
その理由は、次に依頼を受ける不動産会社は、必ず売れるような提案を行う必要があるからです。
幅広い視野でもう一度選ぶなら不動産の一括査定サイト
不動産の専門家が数多く在籍する企業や不動産の専門コンサルティングを行う企業も、一括査定サイトに登録されるようになってきています。
最大手の不動産会社も不動産一括査定サイトを運営しています。利用者も増えていますが、それぞれの不動産査定サイトに登録されている企業にも特徴がありますので、サイトの利用には十分に注意したいところです。
視野を広げて、家の売却に関する不動産仲介会社を選ぶなら、目的に応じた不動産一括査定サイトを利用すべきでしょう。
一括査定サイトならきっとあなたの物件が高く売れる
家の売却では、不動産の一括査定サイトの利用が当たり前のようになってきています。
とりあえず、今の家の資産価値を知りたい、いくらぐらいで売れるかすぐに知りたい場合など、便利で使い勝手がいいので、利用者が増加しています。売却しない場合でも、参考にできる情報が盛りだくさんありますので、これから家を売りたい方にはおすすめの情報サイトといってもいいでしょう。
ここでは、なかなか家が売れなくて悩んでいる方に利用価値の高いおすすめの不動産一括査定サイトをご紹介します。
一度に最大10社査定のリガイド
リガイドに登録されている企業は約600社とそれほど多くはありませんが、運営実績も10年以上で旧SBIグループが運営していた不動産一括査定サイトであることから安心して利用できるサイトです。
他サイトに比べると少ない登録企業数は、独自審査により選抜された会社に限定されているからです。
リガイドの最大のメリットは、一度の申し込みで最大10社までの比較が可能だということです。最大10社は、不動産一括査定サイトでは、最大数です。
複数社への査定依頼により、査定額には最大400万円以上の差が出ることがあります。
その他、不動産売却に関する最新情報やコラムなども充実していて、使い易いサイトになっています。
第三者的サポートが手厚いイエイ
全国にある厳選された不動産会社約1000社が登録されており、サービス開始以来400万人以上が利用してきた実績を誇る不動産一括査定サイトイエイは、イエイの専門スタッフによる第三者的なサポートが無料で受けられると評判の高いサイトです。
イエイは、サービス開始からすでに10年以上を経過していますので、安心して利用できる不動産一括査定サイトに成長しています。
登録企業社数も多く、大手から地元密着企業までを幅広くカバーしています。選ばれた1000社は、クレームの多い悪徳企業は徹底して排除されています。
特に専門知識を持ったイエイの専任スタッフは、不動産会社とは異なる中立的な立場でのアドバイスとサポートが可能です。これは他社にはない優れたサービスであると考えられます。
イエイなら、家が売れないと悩んでいた方でも、きっと売れるようになるはずです。
全国1400社4400万人の利用実績を誇るスマイスター
不動産一括査定サイトでも国内最大規模を誇るのが、スマイスターです。
全国1400社、累計4400万人もの利用実績のある安定感抜群の不動産の一括査定サイトです。広告会社による運営のため、日本全国を対象にエリアが網羅されており、幅広い種類の不動産会社が登録されています。
登録企業数が多く、その種類も幅広いため、場合によっては、査定額に1000万円以上の差が出ることがあります。
最大6社への見積もり査定依頼では、不動産の相場、賃貸の場合の査定額などもわかるため、所有不動産に関する各種最新情報を知り、不動産活用の参考にするには、最適の一括査定サイトであるといっていいでしょう。
家が売れない理由あれこれ
家が売れない理由は、本当にさまざまです。
しかし、たいていは以下に挙げる理由に当てはまっています。売れない理由を的確に把握し、適切に対処していけば、売れないと思われた家もほぼ思い通りの価格で売れるようになります。
不動産業者のアドバイスにも耳を傾けながら、ご自宅の売れない理由をしっかりと認識してください。
適切なメンテナンスがされていない
外装他、内装も適切なメンテナンスが施されていないと、お住まいの印象が悪くなり売れる家も売れなくなってしまいます。空家の状態で放置していたような家は、傷みが早まります。清掃やリフォーム、ハウスクリーニングを定期的に実施することで、家が劣化することを防ぎます。
特に、キッチン、浴室、トイレなどの水回りは、必ず女性がチェックします。内覧の前にも念入りに清掃するようにしましょう。
庭のあるお家は、雑草をしっかりと刈り取り、見苦しくない程度に片付けておきましょう。
大手ハウスメーカーが建てていない家
国内大手ハウスメーカーが建てていない家は、あまり信用がないため、売却価格も低くなってしまいます。
大手のブランド力は、価格にも反映されます。中小ハウスメーカーの家は、買ったときの値段が安いので当然ながら、売却時の価格も安くなってしまいます。
中古でも大手ハウスメーカーに住みたい人が多いので、大手ハウスメーカーのブランド価値が建物価格を維持しているということになります。
売り方がよくない
売り方が間違っていると、内覧の申し込みや問い合わせも入りません。
もう一度売れる対象者を再度分析し、売り出し価格や売却活動に関する戦略を練り直す必要があります。
誰に対して売るべきかが明確になっていれば、やるべきこともはっきりします。全く売れないのであれば、別の方法を考える必要があります。
不動産会社の営業力不足など
自社で売り手と買い手の両方から仲介手数料を取りたいという不動産会社の場合は、情報が非公開になっていることもあり、買い手が現れるまでに時間がかかります。
また、考えられる他の原因として、物件写真やアピール文に問題がある、ターゲットや広告媒体が間違っている、接客の印象が悪い、折衝が下手な営業マンなどがあります。
今うまくいかないなら新しい不動産会社にアドバイスをもらう
おすすめの不動産一括査定サイトをいくつかご紹介しましたので、新しい不動産会社を選定する前に、下記の内容についても確認しながら、売却活動を進めていくといいでしょう。
売り出し価格やタイミングの見直し
家の売り出し価格が高すぎると確実に売れません。
相場よりも割安な価格であれば、それだけで問い合わせが入りやすくなります。
これまでの類似物件の周辺相場はもちろんですが、一括査定サイトを利用しリアルな売却価格を知ると、売り出し価格を変更したほうがいい場合があります。
また、不動産が動く時期でなければ、売却のタイミングではないのかもしれません。しばらくは様子を見たほうがいいでしょう。
不動産会社による広告や営業を強化
不動産会社に広告を増やしてもらったり、営業マンに動いてもらったりして、買い手を探してもらう必要があります。こうした努力をした上で売れないということであれば、不動産会社を変えるしかありません。
明らかに営業力が不足している新興の不動産会社や仲介手数料を稼ぎたい会社の場合も、一括査定サイトを利用して、営業力が強い不動産会社、大手不動産会社、地元の老舗の不動産会社などに切り替えしたほうがいいでしょう。
囲い込みしない不動産業者選び
不動産業者は売買による仲介手数料を稼いでいます。同じ不動産物件で売主と買主の両方から仲介手数料を取ることができれば、単純に倍の収入になります。
こうした不動産売買の仕組みが「囲い込み」の行動に走らせてしまい、情報を他社へ公開しなくなってしまいます。囲い込みは売主にとってはデメリットです。
いつまでも売れない場合は、囲い込みされていることもあるため、不動産業者を再度選び直す必要があるでしょう。
建物内外のクリーニング、修繕を行う
建物の内覧まで来ているのに購入申し込みがない場合は、お住まいの物件に対して一工夫する必要があります。
簡単にできることは、共用部や建物、お庭などの清掃です。定期的に行うだけではなく、内覧の前にも行います。損傷箇所が目立つ場合は、修理を行い、クリーニングを実施します。
キッチン、トイレ、洗面台、浴室などの水回りは、汚れやすいので必ずきれいに清掃しておいてください。
室内にちょっとした家具を配置すると、内覧時にもイメージしやすくなり、成約に至りやすくなります。
家が売れない時の対処法まとめ
家が売れないときは、媒介契約を結んでいる不動産仲介業者を変えたほうがいい場合があります。
そこで不動産一括査定サイトを使えば、今売れていない家をどうやって早期に高く売るかという適切なアドバイスができる不動産業者を選ぶことができます。