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東京湾岸のゴミ埋立地はもうすぐ満杯!

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東京のゴミ問題や埋立地問題は、江戸時代からすでに始まっていました。埋立地には、燃えないゴミ、粗大ゴミ、ゴミ焼却場で出た灰などがたくさん捨てられていきます。東京23区の埋立処分場はすぐに満杯になり、最後に残っているのは「中央防波堤新海面処分場」だけになっています。
もうすぐ満杯になる東京湾岸のゴミ埋立地。住民全員が協力して、ゴミ減らしやリサイクルに尽力しなければならない時期に来ています。

https://www.tokyokankyo.jp/kengaku/breakwater.html

ゴミ埋立地はなぜ必要か?

人が住んでいる地域は、人口が多ければ多いほど、ゴミの量も膨大になっていきます。ゴミの量は豊かさや便利さの象徴と言われていますが、燃えないゴミや粗大ゴミは、埋立処分場に集められ、毎日埋立作業が行われています。
ゴミ埋立地がなければ、ゴミと一緒に生活しなければならなくなるでしょう。ゴミをそのままにしていると不衛生です。伝染病も発生しやすくなります。ゴミの処分の歴史は、失敗の連続が続く黒歴史です。日本で最もゴミの量が多い東京では、埋立地が一つしかありません。他は全て埋め立ててしまったからです。
今後は極力ゴミを減らし、リサイクルやエネルギーへ転換する方法が模索されています。

日本のゴミの量は世界一だった!

日本のゴミの排出量は世界一です。2位以下のフランスやドイツよりも多くなっています。
無駄な包装や過剰なパッキンなど、日本人の生真面目さが裏目に出てしまっています。
一人当たり毎日1キロのゴミを出し、一世帯では年間1トンのゴミが出しています。

山や海に作られるゴミ埋立地

大量のゴミはいったいどこに行くのでしょうか?
ゴミ捨てに関する規制も次第に厳しくなっています。スーパーでもゴミ袋が有料になり、公共のゴミ箱も少なくなっています。
その理由は、ゴミ埋立地が次々と満杯になっていくからです。山や海に造られたゴミの埋立地は、大量のゴミや粗大ゴミによりすぐに満杯になり、ゴミに含まれる有害な化学物質が流れ出す問題などが発生しています。

http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/shiro/nakattara/05.html

全国にある埋立地もやがては満杯に!

ゴミの埋立地は東京以外にも全国にたくさんあります。全国では、3000箇所近くあると言われていますが、今のゴミの量をそのまま埋めてていくと、いずれは満杯になります。
東京湾岸も次々と埋め立てられ、最後は「中央防波堤新海面処分場」を残すのみとなりました。

ゴミ減らしやリサイクル3Rの推進が重要

ゴミ問題に関する意識の高まりからゴミの排出量は少しずつ減っています。
ゴミ埋立地をできる限り長く使用するには、ゴミ減らし運動と実践が必要です。
リサイクルの3R運動を推進していきましょう。
REDUCE(リデュース)
ゴミを減らすことです。買い物袋を持参し、過剰包装はやめましょう。買う必要のないものは買わない決断も必要です。
REUSE(リユース)
物を繰り返し使いましょう。リターナブル容器は、飲み物、シャンプー、洗剤などに使われています。
すぐに捨てずに、使えるものは再利用していきましょう。
RECYCLE(リサイクル)
資源の有効活用です。ゴミの分別を行い、リサイクル商品を選び、再利用できるように大切に扱い、ゴミにしないことが大切です。

ゴミからエネルギーを生み出す方法

ゴミを減らす、リサイクルするといった考え方や活動は、ゴミを大量に出していた日本人にも少しずつ浸透しています。
次は、ゴミをエネルギーに変える動きが広がっています。
環境先進国の北欧のスウェーデンでは、1990年代に「製造物責任政令」が施行されました。環境によい製品を作れば、環境に関心の高い北欧の人は多少高くてもその製品を購入します。
そして、ゴミを埋立するのではなく、ゴミを燃やすことでエネルギーを生み出しています。最近では、ヨーロッパの各国からゴミを輸入するまでに広がりを見せ、埋立に回るゴミの量も数パーセントにまで減らせるようになりました。

東京のゴミは東京湾に!

東京は最も人口の多いエリアです。特に23区は人口が多いだけに想像を超える大量のゴミが発生しています。一人一人がゴミを減らしても、人口が多いとその量も膨大です。江戸時代から東京のゴミは東京湾に埋め立てられてきた歴史があります。

江戸時代から始まったゴミの埋立地

東京の埋立地は、江戸時代から始まっています。経済の中心となっていた江戸には人も集まりましたが、同時に大量のゴミも集まるようになりました。最初は、丸の内や八重洲周辺が埋め立てられたそうです。そのエリアは、江戸城の築城工事で堀があったからです。その当時は、丸の内や八重洲の近くにまで海が広がっていました。
その後、江戸中のゴミは今の江東区の永代に集められていました。当時は「永代島」でした。
お台場、有明、豊洲、銀座あたりまでは、昔は海だったそうです。少しずつ埋め立てられて今現在の東京湾の姿になっています。

東京の大量のゴミは焼却処理で容積を圧縮している

不燃ゴミや粗大ゴミをそのまま捨てていると、埋立地はすぐに満杯になります。
そのため、粉砕によりゴミの量を圧縮するようになりました。それでもすぐにゴミでいっぱいになります。
ゴミを減らし、ゴミの容積を減らすために、燃えるゴミは清掃工場で焼却しています。
ゴミを焼却した灰を溶融してスラグする技術により、約40分の1の容積にまで減らせるようになりました。

https://www.tokyokankyo.jp/kengaku/breakwater.html

ごみの量は徐々に減少している

大量生産、大量消費、大量廃棄の時代は終わり、ゴミの量もピークに比べると減っています。国を挙げてのリサイクル事業も強力に推進されてきました。
東京のゴミの埋立地も、20年前には「あと10年で満杯」と言われていましたが、多くの関係者の努力により、今現在、ゴミ処分場も半分のエリアがまだ残されています。

そのまま捨てられない大量のゴミ問題

不要なゴミ、粗大ゴミを誰かに押し付けるわけにはいきません。大量のゴミが集まってきてもそのまま捨てることはできません。ゴミが増えると衛生上の問題が生じ、伝染病が増えてしまった時代もありました。

不法投棄される大量のゴミ

ゴミは大量生産、大量消費、大量廃棄の時代には、山の中などに不法投棄されることが多かったようです。
許されることではありませんが、ゴミを勝手に捨てても誰も気づかなかった時代もありました。
少しずつ法整備され、物を捨てるにもお金がかかる大変な時代になっています。

焼却処分によるダイオキシンの発生や有害物質を含む汚水の問題

ゴミを燃やすと、ダイオキシンなどの有害物質が発生します。煙や粉じんなども発生します。
生ごみをそのまま捨てるとネズミやハエも大量に発生します。
埋立処分場に雨が降ると、汚水が浸み出し、周辺海域を汚染することがわかり、後になってその汚染防止対策なども始まりました。
ゴミがそこにあるだけでも、人間にとっては有害です。埋め立てた後の処理に関しても細心の注意を払い、徹底した環境汚染対策が施されるまでになりました。

ゴミ屋敷問題

ゴミ屋敷問題は深刻です。コミュニティから孤立した人やいつの間にかゴミ屋敷に不法投棄する無責任な人たちが増加し、ゴミ屋敷があっても、誰も清掃しようとしないような社会になっています。高齢者、お一人様、空き家の増加なども深刻な社会問題であり、ゴミ屋敷の原因にもなっています。
各自治体では、条例による住人の安否の確認や行政介入、強制撤去などが行われており、社会的なコストが増大する原因にもなっています。

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東京湾岸埋立地の現状

東京湾は昔は海だったエリアが多く、その海が埋め立てられ、現在は居住エリアなどになっています。

狭くなっていく東京湾

東京湾の埋立地は、2008年までに5730ヘクタールまで増加しました。
この数値は、千代田区、中央区、港区、新宿区を全て合わせた面積と同じです。東京湾は狭くなっていきますが、ゴミの埋立地が増え、少しずつ整備され陸地が増えていったことになります。
東京湾は浅瀬で埋め立てしやすかったことや大量の土砂を手に入れるのも簡単であったため、ゴミと一緒に埋め立てることが行われてきました。

https://kawlu.com/journal/2017/01/24/5001/

東京最後の埋立処分場「中央防波堤新海面処分場」

中央防波堤外側埋立処分場は、今も使用していますが、最後の埋立場です。
すでに内側埋立地は埋め立てられてしまい、海の森公園ができる予定です。外側の埋立処分場もほぼ使いきっています。
最後は、新海面処分場を残すのみとなりました。
新海面処分場は、AブロックからGブロックまであります。現在、Bブロックの埋立が始まっています。

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埋立地は絶好の居住エリア

ゴミの埋立地もきちんと整備すれば、居住地にすることができます。湾岸エリアやシーサイドなども元は埋立地でした。
超高層マンションが建つようになりましたが、以前は工業地帯や倉庫に使われていました。それ以前は、ゴミの埋立地、海だった場所です。
埋立地は、もともとなかった土地です。広くて安いので、高層マンションやタワーマンションが建てやすくなっています。
埋立地は、液状化問題をクリアするために、地盤改良をしっかり行い、災害時の避難経路を整備すれば、絶好の居住エリアになります。

眺望のよい高層マンションは埋立地に建つ!

都心へのアクセスも良好で、街並みが整備されている湾岸エリアも元は海であり、ゴミの埋立地でした。若い世代も多く、活気もあります。再開発やオリンピック開催もあって、土地も値上がりしています。
高層マンションからの東京の眺望や夜景、シーサイドビューは、新しい東京の埋立地なら実現可能です!

まとめ

東京湾岸のゴミ埋立地はもうすぐ満杯になると言われています。ゴミの減量、リサイクル意識の高まりにより、ゴミの排出量も減っています。湾岸エリアは、少し前はゴミの埋立地でしたが、今や超高層マンションが建ち並ぶ人気の居住エリアです。
東京湾岸の高層マンションで眺望、夜景、シーサイドビューが楽しめるのは、ゴミのおかげだったとは大変皮肉な話です。

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