夢のマイホームを手に入れて3年。
上司が教えてくれた、我が家の状況に「ヤバイ」と思った。
せめて、資産価値だけでも調べておかないと・・・
それって、危うい状況じゃない?
妻のお腹には2人目の子どもがいます。
33歳、営業(医療機器卸)一筋の10年目。
住宅ローンはあと27年もあるし、一家の大黒柱として健康管理には気をつかっています。
そんなある時、尊敬する上司が
「お前の家、今、いくらで売れる?」
と真顔で聞いてきました。
最初、上司の言っている意味が???だったのですが、話を聞くうちに納得。そういうことか!!
- 戸建て・分譲マンションの購入金額が2,000万円~4,000万円くらい
- 長期住宅ローンを組んでいる
- 預貯金が2,000万円未満
もし私と同じく、この3つの条件に当てはまる方は、続きをご覧ください。
きっと、あなたやご家族にとって役立つ話ですから。
家庭の資産(財産)偏りすぎていませんか?
設問:AとBで健全なのはどちらでしょうか?
誰が見てもAですね。異論はないと思います。
しかし、多くのご家庭ではBの状態になっています。
例えば、3,000万円のマイホームを購入したら
- マイホーム:3,000万円
- 預貯金:3,000万円
- 株式:3,000万円
資産総額が1億円近くないと健全に分散されているとは言えません。
ちなみに、池上彰さんの番組のなかで、資産1億円を持っている日本人は、23人に1人と紹介されていました。
裏を返せば、23人に22人は資産1億円未満。
残念ながら多くのご家庭では、資産(財産)がマイホームに通っていることが想像できます。
事実、うちもそうでした。
株もやってないので、、、
こんな感じで、財産のほとんどマイホームです…(汗)
さらに、マイホーム購入資金の内訳ですが、
8割が住宅ローンになっています。。
こうなると、現時点での私の本当の資産額は、思ってたより少ないことが分かりました。
マイホームが最大のリスクになっていますね・・・
今は大丈夫でも、、ジワジワと蝕まれる日本社会。10年後、20年後も大丈夫と言い切れますか?
ここで一旦、マイホームに関するリスクを考えてみます。
パッと思いつくのは
- 住宅ローンの返済リスク
他にも、
- 辞令が下り転勤が決まった
- 減給された、又は想定通りに昇給しない
- 増税によって家計が苦しくなる
- 子供の学校生活で深刻な問題が発生する
- 些細なことから町内会で村八分にされてしまった
- お隣さんにヤバイ人が越してきた
仕事の都合や人間関係のトラブルからマイホームに住めなくなるリスクもあります。
これらはいつ起こるか分からない事ですが、
上司曰く、危機意識を持っているなら、マイホームの資産価値を知っておくことは「常識」レベルとのこと。
少なくとも、
- 今、売った場合の売却相場
- 今、貸した場合の家賃相場
この2つは定期的にチェックしておきたいところです。
不動産査定サイトを使えば、無料でプロの人が、正しい家の相場を査定してくれます。
リスクといえば、他にもあります。
「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」
という書籍をご存知ですか?
一時話題になりました。中身を一部をご紹介すると、
- 2016年 出生数は100万人を切った
- 2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位が揺らぐ
- 2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
- 2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
- 2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
- 2025年 ついに東京都も人口減少へ
- 2026年 認知症患者が700万人規模へ
- 2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える
- 2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる
- 2040年 自治体の半数が消滅の危機に
目を覆いたくなる状況ですが・・・
あなたのライフプランにこれらの事象は想定されていますか?
あくまでも予測です。
しかし、妄想ではありません。
家族を守る立場として、様々なリスクを想定し、情報収集をしておく必要はありますよね?
人生は思ってるより長いのに、国や会社からの保障は減るばかりです。
「老後資金として2,000万円必要」
金融庁の報告書が問題になったばかりですが、国民皆保険制度も危機に瀕しています。
国や会社は守ってくれなくなりました。家族を守るには、あなたが動くしかないのです。
マイホームの危機を想像してみてください
例えば、あなたに中学1年生の娘がいると仮定します。
その子の学校生活で深刻な問題が起きて、転校・引越しを早急に検討することになりました。
こうなった場合、
必ず「マイホームをどうするか?」ということで悩みむと思います。
どういう決断にせよ、選択肢は3つ。
- そのまま
- 売却する
- 人に貸す
その時、定期的に情報収集している人であれば、
今なら2,000万円前後で売却できるので、ローン残高を一括返済しても800万円は手元に残る。
不動産屋から、中古だけど4人家族にぴったりな物件が○○市にあると勧められていた。○○市は若い人の移住者が多く活気があるし、通勤も便利になる。
今住んでいる地域は空き家率が急上昇していると聞くし、賃貸に出しても住宅ローンが賄えない。そもそも借り手が見つからないだろう。住み替えるなら、今が最後のチャンスかもしれない。
一方、何も情報収集していない人では、、
住宅ローンがまだ1,000万円以上も残っているし、、どうしよう。
もし、マイホームを売ったとしてローンが一括返済できるのか分からない、、、
仮にマイホームを売却、ローンを完済したとして、どこに引っ越す?
とりあえず中学を卒業すれば、進路はバラバラになるし、それまで娘には我慢してもらうか。。。
結果的にどちらが正しいかは分かりません。
あくまでも例え話ですし、他にも選択肢はあるでしょう。
ただ、娘の危機に対して「よく分からないから」といった理由で、我慢を強いるような親にはなりたくないですよね。
であれば家族を守るために、マイホームの資産価値くらいは知っておくべきです。
あなたはどう思いますか?
マイホームの資産価値を知ること=ディズニーランドで必ずすること
ディズニーランドに行ったとき
「迷子になったら、シンデレラ城に集合!」
もしもの時を考えて、家族や友達と集合場所を決めていませんか?
「迷子になったら、シンデレラ城に行けば良いんだ」
これを知っているだけで安心ですよね。
本当に迷子になったとしても、シンデレラ城を目指せばみんなと会えることが分かっているので、パニックにならず冷静に行動できます。
マイホームの資産価値を知っておくことも似ています。
「マイホームの資産価値という情報」
を持っておくことで、もしもの時に慌てずに冷静な判断が下せます。
ぜひこの機会に調べてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、マイホームの資産価値(売却相場・家賃相場)はご自身で計算することが出来ます。
とはいえ、、少々ややこしいので、初めて調べるならこちらの方が楽です。
イエウールという査定サイトなのですが、登録(無料)しておくと、あなたに代わって専門家が相場を算出して教えてくれます。
自分で計算すると、どうしても主観が入ってしまいます。「客観的に評価してもらう」という点からもプロに調べてもらう方が間違いありません。